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神戸研究室
​  について

神戸研究室では、建築物の構造性能に関する研究を行っています。

主な構造材料は木質材料です。建築物は木質材料のみを用いることはなく、様々な材料と組み合わします。様々な材料に関する知識を活かしながら、社会に役立つ新しい技術を開発することを目標としています。

研究を進める上で大事にしていることがあります

(卒業研究にも直接かかわります)

① 楽しく学ぶ

 新しいことに取り組むということは大変さもありますが、新しい体験・発見などがあり、楽しい活動だと思います。変な遠慮をせず、楽しく学ぶことが一番だと思います。

② 1歩でも、0.1歩でもいいので、今あるものより技術や研究が進むことを考える

 大発明も大事ですが、地道な堅実な研究も重要です。今社会で何が必要か、何を改良すると性能があがるのか、どういった技術があると困っている方の役に立つのか、を考えることが大事です。0.1歩の進歩も、積み重ねることでしっかりとした1歩の進歩につながります。焦らず、欲張らず、学生も私もまずは自身でよく考え、進めることが大事だと思います。

③ 研究活動は、一人でやるより一緒に楽しく

 研究は一人ではできません。他の方(友人、先輩、後輩、他の研究者、業者の方)との共同作業が必要です。共に活動する上で大事なのは、あいさつです。笑顔で、心をこめて「おはようございます」「ありがとうございました」「教えてください」「協力してください」と、謙虚な気持ちで伝えながら進めることが大事だと思います。

④ 自分の手で見て・考え・つくる

 デジタル技術の発達は目覚ましいですが、極端な話、機械は人間に指示されたことをするのが基本です。言い換えれば、人に指示されていないことは機械にできないことになります。つまり、新しい研究のはじまりは、人間、つまり私たち自身から始まるものだと思います。まずは、自身で考え、手を動かし、試してみることが大事だと思います。

⑤ 興味・好奇心をもつことに遠慮しない

 新しい研究を思いつこうとしても、なかなかうまくいきません。逆に、まったく想定していなかったときに、ふと思いつくこともあります。

 このいうときは、こういうものだ!っという固定観念も、新しいアイデアを出そうとするときには足かせになることがあります。

 多くのことに興味・好奇心を持ち、それらインプットの蓄積がたくさんあると、それらがふとしたときにアイデアとして、浮上してくるものだと思います。たくさんの楽しいこと・興味を持ったことをインプットしましょう。これは研究だけでなく、人生を豊かにするためにも大事だと思います。

⑥ 研究成果は必ずアウトプットし、世に問う

 研究したものは、論文など何かの形で世の中に発信していくことが大事です。研究成果を自身のものだけにして、自己満足するのはあまり望ましくありません。他の方から意見や指摘をいただくことで、見落としていた点が明らかになり、更に発達することが多いです。積極的に指摘を受けることが大事だと思います。

⑦ 安全管理は基本中の基本

 研究を進める中で、怪我をしないこと。自身が怪我をしないことはもちろんのこと、周りの方にもけがをさせてはいけない。そして、怪我などが発生しないように、常に周囲に注意や配慮するようにすることは、安全を確保するだけでなく、新しいものの開発にも活きてくると思います。安全への注意は、周囲への心遣いと近いものです。常日頃から、持ち続けることが大事だと思います。

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